ぼくは糖尿病合併症といわれる症状のほとんどを発症しています。

その中には重症のものもあったり、
そうではないものもあります。

それもこれも糖尿病治療をきちんとやらなかったからであります。

ただ、今いえることは危機一髪でどうしようもないところまでは
いかなかったことです。

一つを除いて。

それは網膜症。

でも網膜症も失明まではいきませんでした。

かろうじて治療が間に合い、
だいぶ見えにくいですが出かけたりできるほどの視力は保っています。

今日はボクの糖尿病合併症についてお話しします。

ただ、ぼくは医者ではありませんから、
病名などは間違って表現しているかもしれません。

その点はご了承ください。

ぼくの糖尿病合併症

まず、最初にあげなければならないのはなんと言っても糖尿病の三大合併症。

それは、糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症そして糖尿病性腎症。

ぼくの場合、これらの中で一番ひどいのが糖尿病性網膜症です。

前にもお話ししましたが、これはものすごい勢いでレーザー治療をしてもらい、
なんとか失明を免れました。

糖尿病性腎症については、
なんとか人工透析まではいっていません。

ただ、医者からは10年前に、
「5年以内に人工透析だ」と、
宣告されました。

でもあれから5年以上たっていますが、
人工透析はしていません。

糖尿病の治療がうまくいっていると自信を持っています。

それは必死で血糖費をコントロールしてきたからだと思います。

人工透析はたしか数ヶ月おきに病院へ行き(もっと短い期間だったかも)、
ベッドに縛り付けられ点滴を受けるような状態を
数時間続けなければならない。

そんなことはボクには耐えられない。

それがぼくが必死になった理由だと思います。

あと糖尿病神経障害の方ですが、
それもなんとか悪化することなく、
現状維持というところです。

現状維持とは?

それは足先のしびれというか違和感というか、
まあ、普通ではありません。

そして、手の指先は真夏でも氷のような冷たさです。

膝から下は熱を感じません。

医者から言われているのは、
足などをケガをしないように、と。

なぜなら、小さな傷でも治りがものすごく遅いんです。

交通事故などで大けがをしたりすると、
きっと治りが遅くて大変な目に遭うことでしょう。

そのほかの糖尿病の合併症

ぼくには分類すれば神経障害の方に入るかもしれない様々な症状もあります。

それは下痢と便秘を繰り返す症状。

困るのはある日突然下痢になっったと思うと、
便秘なったりします。

そして、また下痢。

どこかへ出かけなければならないときはとても気を遣います。

常にトイレの場所を確認しなければなりません。

そしてもう一つ。

それは糖尿病に関係あるのかわかりませんが、
糖尿病の治療を始める前に、
いきなり歯槽膿漏になりました。

歯茎が真っ赤になり、
歯がどんどん浮いてきて、次から次に歯が抜けていきました。

今はもう1本もありません。

総入れ歯。

よくニュースなどで入れ歯の落とし物がある、
などと聞き”えっ何でだろう?”
と思っていましたが、
今は入れ歯の落とし物があることはよく理解できます。

なぜなら、
入れ歯ってとにかく外したいのです。

家へ帰ればすぐに外します。

気持ち悪いんです。

口の中に大きな物体を入れるのですから、
そりゃあ違和感なんてものではありません。

それに、食事をすると、
入れ歯と歯茎の間に食べ物が挟まるのです。

で、誰にも見られないようにトイレで入れ歯を洗います。

おそらくそこで忘れてしまうのです。

もう一つ。

糖尿病になっておかしくなったのは、
体温の調節がうまくいかないこと。

下半身と頭は熱をあまり感じないので
おそらく体温の調節は上半身だけでやっていると思うんです。

そうすると、
ちょっと暑いと上半身が汗だくになり、
ちょっと寒いと上半身が冷え冷え。

とにかく体温の調節がうまくいかないので、
年中、洋服を着たり脱いだり。

寒さに弱く、
暑さにも弱くです。

あと糖尿病合併症としてはED。
もうこれは完璧にあきらめています。

そのほか細かな様々な症状もありますが、
省略します。

あなたにお聞きします。

今のボクの体のような状態になるか、
今すぐ糖尿病治療を始めるか。

どっちにします?