いきなり医者が聞きます。

「果物好きですか?」

「はい、好きですが」

「少し控えてください」

そう言って医者は主な食品のカリウム含有量
というパンフレットを渡しました。

”なんのこっちゃ?”

例によって例のごとし。

医者は詳しく説明してくれません。

そこでネットで調べました。

カリウムとは

Wikipediaによると、
「カリウムとは生物にとっての必須元素であり、神経伝達で重要な役割を果たす。人体では8番目もしくは9番目に多く含まれる。植物の生育にも欠かせないため、肥料3要素の一つに数えられる。」とあるが何のことやらわかリません。

要するに、糖尿病患者がカリウムを摂り過ぎるとクレチア二ンの値が上昇する。

それは腎臓機能の低下の表れで、
悪化すると人工透析をしなければならなくなるらしい。

いわゆる糖尿病3大合併症の一つである糖尿病腎症です。

ぼくはとくに糖尿病腎症を恐れています。

というのは父親が腎臓病で亡くなっているからです。

当然、息子にもその体質が遺伝して、
ぼくも腎臓が弱いかもしれません。

ぼくは人工透析なんてまっぴらごめんです。

毎月だか3ヶ月に1回だかベッドに縛り付けられ人工透析を受ける。

考えただけでも身の毛がよだちます。

”そうか、おれはくだものや野菜をあまり食べては行けないのか”

今まで野菜はなるだけ多く摂るようにしていたので、
本当にびっくりです。

果物も大好きで毎食後に食べています。

本音を言うと、
”お医者さんよう、なぜもっと早くこのことを教えてくれなかったの?”
です。

クレアチニンとは?

で、カリウムとクレアチニンとはどんな関係があるの?
という話になります。

腎臓が弱い人がカリウムを摂りすぎるとますます腎臓が悪くなる。

そして、その先に人工透析がある。

クレアチニンは血液検査の中の一つのデータで、
腎臓の機能を表しているそうです。

よって、
このデータが悪くなるということは腎臓の働きが悪くなっているということ、
らしいです。

そこで過去のクレアチニンのデータを見てみました。

クレアチニンの正常値が0.53~1.02。

それに対してぼくのデータはだいたい1.29。

そして、最近は1.36まで上がっている。

長い間ある程度悪いままですが、
最近になって少し上がってきています。

でも、今までクレアチニンについて何も言われなかったし、
ここで始めて果物を取り過ぎるな、と。

ちょっと心配です。

そこで、ネットで調べて見ましたが、
クレアチニンのデータを低くする薬とかサプリはあまりなさそうです。

もうなるだけ野菜や果物を食べないようにするしかありません。

でも、一方でビタミンなどはどうやって摂るんだと言うことになります。

程度問題かもしれませんが、きちんとした指針が示されない以上、
なんかもやもやしたものを感じます。

果たして、一日どのくらいの野菜や果物を食べたら良いのか。

とりあえず朝食の野菜ジュースはやめました。

主な食品のカリウム含有量

主な食品のカリウム含有量というパンフレットを見ていると、
魚も含まれています。

例えば、ぶり、エビ、鮭、かつおなどはかなり高めです。

あれもだめこれもだめ。

”おれは何を食えばいいんだ?”

やけを起こしたくなります。

でもここでかんしゃくを起こしても何も始まりません。

冷静にじっくりと考えて対処しなければ、
自分の命を縮めるだけ。

ここに来てまたまた悩みが増えました。